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東京から 150km 以内で災害リスクが低く地価が安い町

「東京から離れすぎず、災害リスクが低くて、土地が安い」という条件は、指標を 1 つずつ見ていても絞り込めません。このページでは、東京駅から直線距離 150 km 以内という範囲に、洪水浸水想定区域 面積比 5.0% 以下と、30 年以内に震度 6 弱以上となる確率 30.0% 以下という 2 つの上限を重ね、残った市区町村を住宅地の地価が安い順に並べています。

150 km 以内には 413 市区町村がありますが、3 つの条件をすべて満たすのは 11 件です。内訳は 群馬県、栃木県、山梨県、埼玉県、静岡県 の 5 都県で、いちばん安いのが 群馬県みなかみ町(18,050 円/m2)、この表の中でいちばん高いのが 埼玉県飯能市(88,450 円/m2) でした。関東平野の低地が洪水の条件で落ち、南関東が地震の条件で落ちるため、北関東の内陸と山際が残ります。

市区町村都道府県地価洪水地震東京から近い
みなかみ町群馬県18,050 円/m21.3%0.4%130.6 km
那須塩原市栃木県20,500 円/m24.1%8.2%144.6 km
日光市栃木県21,050 円/m21.5%10.0%115.7 km
渋川市群馬県24,000 円/m23.9%2.4%113.2 km
みどり市群馬県24,550 円/m21.6%5.3%90.6 km
甲州市山梨県29,100 円/m21.1%18.8%93.8 km
鳩山町埼玉県32,300 円/m24.6%7.8%51.4 km
日高市埼玉県52,550 円/m22.7%19.4%46.1 km
秩父市埼玉県56,150 円/m20.4%6.8%70.5 km
伊東市静岡県59,000 円/m22.0%26.1%99.9 km
飯能市埼玉県88,450 円/m20.7%17.7%44.1 km

この表の読み方

洪水の 5.0% は「想定最大規模の降雨で浸水が想定される区域の面積が、市区町村の面積の 5.0% 以下」という意味です。区域はハザードマップポータルサイトのタイルを行政区域で切り出して集計しています。市街地が区域の外にあっても、河川沿いの農地が広ければ比率は上がりますし、比率が低くても住む場所が区域の中なら浸水します。

地震の 30.0% は、防災科学技術研究所 J-SHIS の確率論的地震動予測地図から取った「今後 30 年以内に震度 6 弱以上の揺れに見舞われる確率」です。役場の代表点 1 点の値なので、同じ市区町村でも地盤によって実際の揺れやすさは変わります。

地価は国土交通省の地価公示のうち住宅地の標準地を市区町村ごとに集計した中央値です。標本が 4 件未満の市区町村は、1 地点の当たり外れで中央値が大きく動くため表から外しています。表に無い町が高い・安いという意味ではありません。

距離は東京駅と市区町村役場の間の直線距離です。所要時間ではないので、新幹線や高速道路が通る町とそうでない町では、同じ距離でも移動の負担がまったく違います。

読むときの注意

3 つの条件はいずれも市区町村全体を対象にした概算値で、住む場所そのもののリスクではありません。候補が決まったら、その住所をハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」で必ず確認してください。

この表では土砂災害警戒区域・津波浸水想定・積雪を見ていません。山あいの町では土砂災害、日本海側では積雪が生活に効いてきます。地図の絞り込みで条件を足して確かめてください。

地価が安いことは、土地の需要が小さいことの裏返しでもあります。将来推計人口や医療機関の数と併せて読むと、安さの理由が見えてきます。市区町村名から詳細ページに進むと、全指標と全国順位、出典を確認できます。

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